左脳【領野】
"脳について"へようこそ!
このページは左脳の情報をいろいろ集めています。「右脳を鍛える」と称する訓練等があるが、それによって「イメージ能力」や「創造性」が向上し、それが右半球の神経活動と関係しているという科学的根拠は基本的に無い。 脳機能イメージングでは神経接続関係を調べられない。右半球と左半球に活動のピークが認められる場合でも、「右脳と左脳が協調して働いている」といった論の根拠にはならない。この説に関しては、この説でもちいられ...
詳細は下のリンクからご覧ください。
左脳 | 歴史 | 領野 | 手法 | 解剖的構造との関係 | 現在注目されている問題 | 右脳・左脳論 | 関連項目
領野
以下に脳機能が局在していると見られている各領野をヒトの大脳皮質を中心に示す。
初期知覚領野
視覚
視覚的情報は網膜でとらえられた後視床の外側膝状体を経由して初期視覚野に伝えられる(初期視覚野以外にも上丘などを経由して眼球に投射する・される領野は存在する)。ヒトの場合、右視野からは左半球に、左視野からは右半球に投射され、これを半交叉という。片側の半球に左右視野からの視神経が両方とも投射されるため、両眼視差処理に関係すると言われている。一次視覚野(V1)は後頭葉にあり、ブロードマンの脳地図では17に対応する。その後V2、V3、MT(Medial Temporal)といった経路への情報の流れがあるといわれている。V1、V2などの初期視覚野では網膜における相対的位置関係が再現されており、レチノトピーと呼ばれる。サル目のMT野は微小電極法やfMRIによる神経活動測定の結果、複雑な視覚的運動に関係していることがわかってきた。また視覚的運動が知覚できない運動盲患者では、MT野に損傷が見られるという知見も存在する。V4は色に関連した情報処理が行われていると見られている。下側頭葉皮質ではやや複雑な形態認識に関与する細胞の集合が見つかっている。ただし、これらの結果は色や運動に完全に特化した領野があることを意味するものではなく、MTは運動処理の一部に関与しており、色の処理はV4の機能の一部であるとするのが一般的な見方である。また、これらの知見から、後頭部から頭頂方向へ向かう情報の流れ(背側皮質視覚路|背側路)は運動を処理し、側頭方向へ向かう情報の流れ(腹側皮質視覚路|腹側路)は形態を処理しているとする説があるが、仮説の域を出ない。
聴覚
一次聴覚野(A1)は側頭葉の上側頭回から横側頭回にあり、ブロードマンの脳地図では41から42に対応する。初期聴覚野では蝸牛の基底膜における周波数配列に対応したで相対的位置関係が再現されており、トノトピーと呼ばれる。聴覚の初期処理は蝸牛神経核を経て、ほとんどは対側の(一部同側の)上オリーブ核に中継され、外側毛帯、下丘、内側膝状体などで行われ、主たる情報は一次聴覚野に伝達される。
体性感覚・自己運動
一次体性感覚野(S1)は中心溝の後ろにある中心後回にあり、ブロードマンの脳地図では1、2、3に対応する。一次運動野は中心溝の前方にある中心前回に一次体性感覚野と隣接しており、ブロードマンの脳地図では4に対応する。この領野では、体の領域に対応した皮質領域の区分が見られ、対応する全身像を皮質に描くことができ、この対応図は「脳の中の小人」という意味でホムンクルスと呼ばれる。皮質の対応領野の面性は体性感覚の入力の量または重要性に応じている。例えば、手の感覚に対しては脳皮質の大きい面積が割り当てられているのに対して、背中はずっと小さい面積しかない。
嗅覚
嗅上皮の嗅細胞は脳の嗅球に直接投射する。その後は前嗅核および梨状葉皮質に投射、そこから更に前頭葉の嗅覚野に至る。
味覚
味蕾からの一次感覚ニューロンは延髄の孤束核でニューロンを変え内側毛体を上行、視床VPM核で三次ニューロンとなりS1の顔面領域に投射する。
言語野
病理学の分野において、言語能力が著しく損なわれる失語症の原因を調べていくなかで、脳の特定の部位の損傷と失語症に強い関係があることがわかった。このことから、損傷すると失語症を起こすような部位を言語機能の中枢である言語野とみなすことができる。;ブローカ野(運動性言語野)Broca's area:運動性失語という、言語理解はできるものの発話や書字のできない患者において主に損傷している部位。フランスの医師ポール・ピエール・ブローカ|ブローカの患者で、「タン」としか発音できない患者がおり、1861年に死後解剖を行ったところ左半球の下前頭回(ブロードマンの脳地図では44、45)に脳梗塞を発見し、ここを運動性失語の病巣および発話等の中枢と推定した。
:感覚性失語という、単語の発話や書字はできるものの意味をなさず、言語の理解も困難になる患者において主に損傷している部位。ドイツの医師カール・ウェルニッケ|ウェルニッケは1874年、左半球の上側頭回から角回のあたり(ブロードマンの脳地図では39,40,41,42,22の一部で諸説ある)に損傷があると感覚性失語が生じることから、ここを感覚性失語の病巣および言語理解の中枢と推定した。なお、両者は角回(ブロードマンの脳地図で39)経由で弓状束と呼ばれる神経路を通じてお互いに接続している。これらの言語野は大脳皮質の左半球にあることが多いが、利き手|右利きの人で数%、利き手|左利きの人で30〜50%程度が右半球に言語野をもつことが知られている。総合的には90%以上の人では言語野は左半球にある。
左右半球
大脳および中枢神経系では、左右で異なる機能が局在していることがある。
大脳辺縁系
海馬 (脳)|海馬と記憶
■ other pages
小脳 | 脳幹 | 中脳 | 橋_(脳) | 延髄 | 間脳 | 脳梁 | 大脳皮質 | 白質 | 網様体 | 第三脳室 | 第四脳室 | 視床下部 | 脳下垂体 | 血液脳関門 | 脊髄 | 左脳 | 右脳 | 頭蓋骨 | 脳脊髄液 | 脳神経 | 神経系 | 交感神経 | 副交感神経 | 自律神経 | 神経細胞 | ニューロン | シナプス | 神経幹細胞 | 神経伝達物質 | アセチルコリン | グルタミン酸 | グリシン | γアミノ酪酸 | ドーパミン | アドレナリン | ノルアドレナリン | セロトニン | テストステロン | ホルモン | メラトニン | インスリン | グルカゴン | ソマトスタチン | 甲状腺ホルモン | アンドロゲン | エストロゲン | プロゲステロン | ステロイド | エピネフリン | ノルエピネフリン | 性腺刺激ホルモン | 黄体形成ホルモン | 卵胞刺激ホルモン | バソプレッシン | 脳科学 | 神経学 | 脳神経外科学 | 精神医学 | 神経解剖学 | 脳神経科 | 神経内科 | 脳神経外科 | 茂木健一郎 | 養老孟司 | ゲーム脳 | 知能 | 知能指数 | 知能検査 | IQ | メンサ | テスト・ザ・ネイション_全国一斉IQテスト | 東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修_脳を鍛える大人のDSトレーニング | 天才 | 神童 | 脳波 | 脳機能イメージング | ポジトロン断層法 | CT | MRI | FMRI | ミエログラフィー | 頭部穿孔 | ロボトミー
脳・神経系の症状など | 脳腫瘍 | ハンチントン舞踏病 | 脳卒中 | 筋萎縮 | クモ膜下出血 | 痙攣 | 片頭痛 | 統合失調症 | 脊髄小脳変性症 | 注意欠陥多動性障害 | ギラン・バレー症候群 | 脳死 | 脳動脈瘤 | 筋萎縮性側索硬化症 | アルツハイマー病 | 重症筋無力症
■ 左脳 products
■ 左脳 link
Copyright © 2007 脳について All right reserved. | designed by SPICA