精神医学【根拠に基づいた精神医学】
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根拠に基づいた精神医学
精神医学においても「根拠に基づいた医療」が求められている。これはある介入と、そのアウトカム(結果)の因果関係を求め、介入の有効性を評価するというものである。他の医学領域では、評価するアウトカムとして、数値で表すことのできる生体データを用いることが多い。しかし、精神科領域ではこのような客観的なデータが得られにくいため、重症度を評価する評価尺度の点数や、自殺の有無、入院期間などをアウトカムとして用いている。これらのデータに基づき、うつ病、躁うつ病、統合失調症については米国精神医学会(APA)などのガイドラインが作成されている。重症度の評価尺度として、以下のようなものが臨床および研究にて使用されている。*主にうつ病の評価に用いられるもの
:ハミルトンうつ病評価尺度(HAM-D)、ベックうつ評価尺度(BDI)、モンゴメリー・アズバーグうつ病評価尺度(MADRS)など
ヤング躁症状評価尺度
:簡易精神症状評価尺度(BPRS)、陽性・陰性症状評価尺度(PANSS)など
:エール・ブラウン大学 強迫性障害評価尺度(YBOCS)
:薬原性錐体外路症状評価尺度(DIEPSS)、Barnesアカシジアスケール、異常不随意運動評価尺度(AIMS)など
:Wisconsin card sorting test、Stroopテスト、Go/NoGoテスト、言語流暢性試験など
:ウェクスラー成人知能検査(WAIS-R)など
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